# さいたまブロンコス運営会社を紐解く
B3リーグクラブの運営会社とは?
B3クラブの定め
一括りにBリーグと出来ないのがBリーグです。B1とB2のリーグ規定とB3リーグ規定は別物として考えてください。以下6つの項目がB3のクラブとして存続するため規定されています。
①日本法に基づき設立された、発行済み株式総数の過半数を日本国籍を有する者か内国法人が保有する株式会社であること、または一般社団法人であること
②10 名以上の所属選手 を登録 していること
③第 11 条に定める「 B 3 リーグ 公式試合戦参加資格規程」に合格していること
④売上高(税抜き)が原則として70百万円以上見込めること。ただし、本号は 2020 年の入会審査から適用する。
⑤都道府県協会から支援が受けられること
⑥公式試合を開催するアリーナの要件「収容人数が 1,500 名以上のアリーナで相当数の公式試合が開催できる見込みがあること」については、将来的には追加する可能性がある。
さいたまブロンコスは社団法人ではないため、株式会社として成立していなければなりません。そのためさいたまブロンコスは「株式会社ブロンコス20」という法人名にて会社を運営しております。
株式会社ブロンコス20
代表取締役 福田 剛紀
資本金 95百万円
設立年月日 1996年7月26日
さいたまブロンコスの会社の本店事務所としているのは「埼玉県さいたま市浦和区常盤5丁目1番20号」になるがこちらは仮の所在地として登録されております。
X(旧ツイッター)でも、時々事務所の写真が写る事がある。選手達にお金をかけているのがとても良く分かる(良い意味で)
「B. League ONE参入」が先決であるため、成し遂げた後に素敵な事務所を構えてほしいですね(今も素敵ですよ)
2022年3月9日に「連結子会社による株式会社ブロンコス20の株式取得に関するお知らせ」というプレスリリースによってしさいたまブロンコスが株式会社スカラのグループの傘下に入ったことが世に知れ渡りました。正確にいうと、スカラグループの子会社である株式会社スポーツストーリーズの子会社となりました。
スカラは東京証券取引所 プライム市場に属する上場企業であり、俗にいう大企業の一つです。創業は1991年12月11日からであり30年以上続く会社であり、本社は渋谷ヒカリエに入っており、事業内容は「IT / AI / IoT 事業、投資・インキュベーション事業、HR・教育事業、コンサルティング事業、ECプラットフォーム事業、グローバル事業」と多角経営を実施している会社だという事が分かります。IT関連事業に重きを置いていて、ITを取り入れた福祉事業やスポーツ事業はこれからさらなる拡大を目指しているのだと分かります。
実態型(福祉、スポーツ)の事業拡大に向けて、B3リーグのさいたまブロンコスを取り込んだのだと考えます。新生となったさいたまブロンコスはファンクラブの会員システムもなく他のクラブに見えられるような、通信販売を行う土壌もありません。
スカラグループの事業をみると、これらITサービスの構築については得意分野と思いますのでこのグループ傘下に入ることは互いにWIN-WINの関係にあると思います。
2024年8月23日に「さいたまブロンコス経営体制変更について」というプレスリリースによってさいたまブロンコスが株式会社ACクリエイトが資本参画し、新たな経営体制となることが報じられた。株式会社スポーツストーリーズより運営バトンを引き継いだ形となっている。
ACクリエイト(サイト)
エーシークリエイトの創業は2016年2月から。本社は渋谷区にあり事業内容は「総合不動産事業、農業事業投資、卸売り事業」と多角経営を実施している会社のようです。1都3県で事業を展開している。総合不動産事業に重きを置いていて、賃貸管理や不動産経営をサポートしているようです。
ユーチューバーヒカルさんのマンション購入時に利用した事など色々口コミが書いてあるサイトがありましたので気になる方は見てみて下さい。
口コミサイト
「まずは興行のレベルアップを図り、来場者の皆様にお楽しみいただける会場づくりに力を入れたいと考えています。」とのこと。クラブのフロントの目覚ましい成長は垣間見れているが、ACクリエイト社も参画する事で更なる飛躍に期待したいですね。